隅木落ち掛かり、桁の口脇,馬乗り墨、配付け垂木、鼻隠しの角度や平小舞、広小舞、三合点
(隅木の勾配自体は屋根平勾配の約7掛けになります)
又は桁に直角に4寸勾配で計算しても同じです・・・基本的には勾殳玄では隅勾配の寸法となります。墨木勾配=0寸2828
※隅木の落ち掛かりが深くなる場合(桁の組み込み部分が弱くなるので)墨木と落ち掛かりの双方を「渡りアゴ」相欠き状の仕口を使う事があります。
「矢はず掛け」とか言う(隅木の欠き込みを少なくし、又桁と墨木を、しっかり噛の合わせる事が出来る)仕口があるが説明が難しくなるので省略します。
桁の口脇 口脇の取り方には2通りの方法があります、
①・・垂木の位置のみを欠く(下図)・・・②・・・全体に口脇分削り取る方法です。
口脇の深さは桁天から2分から3分程度を取るのが一般的ですが、口脇は峠を基本に決めます。
投稿日:2019/06/02