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数寄屋造り(すきやづくり)とは、日本の建築様式の一つである。数寄屋(茶室)風を取り入れた住宅
数寄屋と呼ばれる茶室が出現したのは安土桃山時代であり、もとは小規模 (多くは四畳半以下) な茶座敷を「数寄屋」と呼んだ。当時は床の間、棚、付書院を備え、座敷を荘厳する書院造が確立され、身分の序列や格式を維持する役割も持つような時代であったが、茶人たちは格式ばった意匠や豪華な装飾をきらった。そこで好まれたのが軽妙洒脱な数寄屋だったのである。当時は庶民の住宅に使われる粗末な材料や技術をこだわりなく採用して数寄屋が成立したが、現在では特別に高価で、高度な技術を要する高級建築の代名詞になっている。
江戸時代以降は茶室から住宅などへとその幅を広げていった。現代では、料亭や住宅でも数奇屋建築にならったものが造られる。
なお、建築史では、書院造の系統であり独自の様式ではないとして、「数寄屋風書院」と呼ぶことが多い。
投稿日:2019/06/02
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